海の人

その夜。久しぶりに、夜の海に潜りに行ったおとう。
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あっという間にかえってきたのに!大漁じゃあああ  GWに、海老のリクエスト予約がはいったので、伊勢エビをとりにいったのです。
 しかも おおきなおおきな、(とびきりおいしい!!)
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ミズイカまで。おとう、かっこいい。さらに、今しかいないゾウリエビと 夜光貝まで。しばらく、安泰です。そして、海の恵み ありがとうありがとうございます。
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どこまでも 産まれたときから 海人、漁師のおとう。「最近は、漁師がいなくなった」といいます。山が荒れ、海が荒れ 珊瑚はなくなり 魚が減り 漁師で食べて行ける人はほとんどいない、でもそれだけじゃなくて   『海が神様』  なのが、本当の、というかおとうにとっての漁師。おとうはうみがなくちゃ生きて行けない。海の近くじゃなきゃ落ち着かない。毎日、海と向き合っている。風をよみ 潮をよむ。そして 感謝もわすれない。
 もう、物心ついたころから 毎日釣りをしていた。夏休みには 家に帰らずご飯も食べず(家に帰ったら手伝いしまいだから)一日中 釣っていた。おたまじゃくしも釣った。なんでもつった。もう、本能にくみこまれてるんだね。おとうのお父さんも、漁師だから、小さな頃から 魚もさばいてたって。船酔いがひどかったから、一緒に行ったのは1回だけ。船酔いを治すため、1週間も港に帰らない漁船に乗り込んだり、、、、と、海の話しはつきないおとう。
 海の話しをする父ちゃんは、本当に楽しそうで幸せそうで、こどもの顔に戻るのです。裸で泳げる 夏が待ちどおしいね。
 いつもありがとうございます。
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by rainbow-island-5 | 2011-04-29 06:20

にじのしま、加計呂麻島の海宿5マイルの日々


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